あなたの体調は大丈夫ですか?

 

いつくあてはまるかチェックしてみましょう。

 

【 全身的な症状 】

 

◆ 立ちくらみやめまいを起こしやすい。

◆ 朝礼や電車の中で失神を起こしたことがある。

◆ なぜか、疲れやすい。

◆ 寝つきが悪い。朝起きるのがつらい。朝食が食べられない。

◆ 長湯ができない。(入浴・温泉)

◆ 蕎麦やラーメンは、汁を全部飲まないと満足できない。

◆ 乗り物酔いしやすい。

◆ 冷房に弱い。暑さや湿気に弱い。

◆ 熱中症になりやすい。

◆ 原因不明の全身の痛みがある。

◆ 線維筋痛症といわれたことがある。痛み止めが効かない。

◆ 非常に疲れやすい。慢性疲労症候群といわれた。


◆ 全身痛、疲労感、不眠などいろいろな症状があり、

  筋痛性脳症/慢性疲労症候群(ME/CFS)といわれたことがある。

◆ 化学物質過敏症といわれたことがある。

◆ パーキンソン病などの神経の病気がある。

◆ 食事後、気分が悪くなる。倒れることもある。

◆ 太りたいが太れない。

◆ 神経性食欲不振(拒食症)といわれた。

◆ サルコペニア(筋枯れ病)または、悪液質といわれた。

◆ ガンの治療中である。ガンになったことがある。

◆ 糖尿病がある。

◆ 下垂体機能不全または副腎機能不全、副腎疲労といわれた。

 


 【 メンタルな症状 】

 

◆ 試験の成績が悪くなった。

◆ やる気が起きない。

◆ 物忘れが多い。

◆ 毎日の生活上、ストレスが強い。

◆ 集中力が低下してきたが、細かいことをするのが好き。

◆ うつ病といわれたが、抗うつ剤でよくならない。

◆ 抗うつ剤を飲むとふらふらする。

◆ パニック障害といわれて、よく発作を起こす。

 


 

いくつあてはまりましたか?

5つ以上あてはまる方は、低血圧または低血糖が潜んでいるかもしれません。精査が必要です。

原因がわかれば、対応の仕方(治療法)があります。

病気を乗り越えて、豊かな人生を築きましょう。

 



◎こんな方は血圧を測りましょう

 

不規則な食事、偏食、小食,塩分やミネラル・たんぱく質の少ない食事、運動不足、皮膚の鍛練不足、入浴ぎらい、家の中に引きこもりがちな生活、外気に触れず日光に当たらない生活、宵っぱりの朝寝坊、蒸し暑いところや湿度の高いところでの生活、嫌なことやストレスなことの連続、やる気ないのない生活態度、生きがいを見出せない・・・etc.

 

こういう生活に思い当たる方は血圧を測ってみましょう。低血圧や起立性低血圧が潜んでいるかも知れません。健康作りに基本はまず身体作りです。

 

セルフコントロールして健康を創りましょう。

◎こんな方は血糖値を測定しましょう

 

血圧に異常のない場合、低血糖があるかもしれません。

 

低血糖の正しい診断には、糖負荷試験が必須です。75gOGTTと言う、甘いサイダー(75gの糖が入っている)を飲んでいただき、その前後、3時間に亘って30分毎に、血糖値、インスリン濃度を測定します。その他、グルカゴン、抗インスリン抗体、CPRなども測定します。

 

低血糖は意外に多くの方に潜んでいます。

低血糖の治療には、まず、生活改善です。

 

続いて、薬物療法があります。私たちは、特殊な乳酸菌を発見しました。この乳酸菌は、インスリンが出るのを抑え、血糖値が下がるのを抑える作用があります。

こうした治療で、多くの方が社会復帰し、自己実現しています。

 

あなたも低血糖をコントロールして、豊かな人生を築きましょう。

 

 

◎線維筋痛症と低血圧・低血糖の関係

 

線維筋痛症の背景には、さまざまな疾患が潜んでいます。それを見いだすのが医師の役割です。

多くの場合、低血圧(起立性低血圧)、低血糖(反応性低血糖、機能性低血糖)が潜んでいます。

その他、甲状腺疾患(橋本病から来た甲状腺機能低下症)、動脈硬化症など、さまざまな病気が潜んでいます。

特に、低血圧、低血糖、橋本病は高頻度に合併します。

 

これらは正しく治療すれば、完治できる病気です。早期発見、早期治療しましょう。

 


◎線維筋痛症と心理社会的問題

トラウマと温泉ロゴセラピー

 

線維筋痛症の患者さんのなかには、なにか大きな心理社会的問題を抱えていることがあります。たとえば、虐待歴、被災歴、戦争体験歴、いじめ、親からのネグレクトなどです。こうした過去の嫌な体験が記憶として脳に残り、それが痛み刺激と相まってって、複雑な慢性疼痛に変化してしまいます。言わば、トラウマに悩まされることとなります。

 

米国の退役軍人に線維筋痛症が多いのは、悲惨な戦争を経験した軍人たちの良心の呵責でしょう。日本の場合は、幼時のいじめられ体験、性的虐待、両親からの暴力、存在の否定などがあります。

 

こうした心理・社会・実存的な記憶は、簡単には消せません。また、向精神薬で治せるものではありません。心理療法、ことに、実存分析のような高度な精神療法が必要になってきます。

日本実存療法学会、(公財)国際全人医療研究所では、こうした場合に対応できるような、高度な専門性を持つ公認心理師の育成を行っています。

当院には、専門的なトレーニングを受けた公認心理師が2名います。彼らのカウンセリングを受けていただきたいと思います。

 

患者さんをトラウマから開放させ、新しい人生を築いていただく方法として、温泉ロゴセラピーがあります。温泉地という非日常的環境で自己洞察をしていただきます。

 

しかし、残念ながら、現在、温泉ロゴセラピーを行うよい温泉地が見つかりません。以前、行っていたところは閉鎖されてしまいました。本治療を希望される方には、自ら温泉地を探してもらっています。そこが、温泉ロゴセラピーにふさわしいかどうかは慎重に検討します。ですから、可能性がないわけではありません。

ご希望の方は、医師または心理師にご相談ください。

 

トラウマから脱出して、痛みから開放されて、豊かな人生を築きましょう。

受付時間:平日 10:00~17:00

電話番号:03ー5577ー2070